113日ぶりに渓流へ！

前回、渓流釣りに行ったのは3月24日。まだ寒い時期でした。あれからあまりに日が空きすぎて、もう遠い昔のことのようです･･･

この間、コロナ禍や仕事の都合などさまざまな事がありすぎて、とても渓流に行けるような状況ではありませんでしたが、7月に入ってようやく「夏休み」が取得できる状況になってきました。

平日に休みを取得して、「少々の雨なら行くぞ～」と意気込んでいたものの、今度は7月豪雨。少々の雨ではない状況です。しかし、7月16日、ようやく休みの日に渓流に入れる状況に！じつに113日ぶりに、毛鉤を投げに行ってきました！

豪雨で西日本はたいへんなことになっていますし、この地域でも大きな被害こそ出ていないものの、相当な雨が降ったので、あまりチャレンジングな谷には行かないよう、無難な谷を選びました。そのぶん、イワナは少ないかもしれませんが、まあそこは仕方ない。渓流に行けるだけでも幸せなことです。

前日に少し雨が降りましたが、愛知川本流はほとんど濁りなし。私が入る支流は当然澄んでいました。

谷の入口に到着し、わくわくしながら川に入ると、5分もしないうちにイワナの姿！これはついていると思って、早速竿を出して準備している間に殺気がムンムンと出たのか、毛鉤を入れる前に逃げられてしまいました。いかんいかん、興奮しすぎ･･･

落ち着いて、さらに上流に進むと、またイワナの姿。今度は落ち着いて･･･

やった！久しぶりに手にした愛知川のイワナです！

今回は、15cm以上のイワナが釣れれば家族の分として4匹だけ持ち帰るつもりできましたが、1匹目は16cmとギリギリ合格。

続いて2匹目！18cmの立派なイワナです。20cm以下のイワナなんて、よくブログに載せるなあと言われそうですが、私には18cmもあれば立派なサイズ。何度釣っても嬉しいです。ところがこのイワナ、少しおかしなところが･･･

何と、右眼がありません！ケガをしたとかじゃなくて、眼そのものがないのです。小さな頃にケガをしたのか、もともと右眼がうまく発眼しなかったのかはわかりませんが、厳しい山の中で、今までよく隻眼で生き抜いてきましたね･･･しかも片目でちゃんと毛鉤をくわえていましたよ。18cmなら持ち帰るサイズですが、このイワナは恐れ多いのでさすがにリリースしました。

この谷は花崗岩質なので、大雨のあとは砂礫がたくさん流入します。イワナが好む場所は砂礫に埋まっているところが多かったのですが、それでもいるべき場所にはちゃんとイワナがいてくれました。

写真は5匹目、17.5cmでした。

上の写真は13.5cmしかないのでリリースしましたが、小さなイワナの割りにはとても太っているイワナでした。この調子で大きくなっておくれ！

ああ、それにしても渓流はいい！本当に久しぶりに来ましたが、やはりいいものです。

小さな落ち込みもていねいに探っていくと･･･

立派な20cmも釣れました！この日は、私のテンカラの腕としては上出来の8匹。

ちゃんと、15cm以上のイワナ4匹を持ち帰ることができました！

途中、ホオノキの木が何本もあり、葉っぱが落ちていたので、エラと内臓を取ったあとは朴葉でくるんで持ち帰りました。

ものすごく久しぶりの、天然イワナ4匹。家で塩焼きにしました。

今回の、一番お気に入りのイワナの写真。17.5cmと大きくありませんが、すごく美しい。

今回の釣行では、久しぶりにハンミョウに出会いました。この昆虫、すぐに逃げるので写真を撮るのが難しいのですが、そ～っと近づいて撮ることができました。この昆虫は、本当に美しいですね。

とにかく、久しぶりの渓流行きは大満足でした！