春の植物たち
前回は、尺超えイワナを釣った記事でいっぱいいっぱいでしたので、植物の写真を掲載できませんでしたが、同じ日(4月上旬)に撮影した鈴鹿の山の植物を少し紹介しておきます。もうすぐ5月ですが・・・
まずは、シロバナネコノメソウ。すでに見頃は終わっていましたが、この谷にはたくさん生育しています。
こちらはヤマネコノメソウ。ネコノメソウにはたくさんの種類がありますね。
そしてこちらは、ボタンネコノメソウ。葉っぱのグラデーションがとてもきれいです。
そろそろ終わりかけでしたが、まだヤマザクラがきれいでした。私はこのヤマザクラが大好きです。
こちらも終わりかけですが、ショウジョウバカマが岩にへばりつくように生えています。このような厳しい環境に生息しているのは、結果的にシカに食べられなかったものがここに残っているだけだからではないかと思います。 でもこの個体も、食み跡がありますよね・・・
最後にキクザキイチゲ。この地域では特に珍しい花ではありませんが、私は今回キクザキイチゲを山中で初めて見て、結構感動しました。この花を見つけたのは、34cmのイワナを釣って興奮気味で谷を下りていた途中のことでしたが、ふと目を向けた斜面にキクザキイチゲがひっそりと咲いている姿を見つけ、尺超えイワナのことも忘れてとてもうれしくなりました。
葉も花も、この時期だけ現れるスプリング・エフェメラル。イチリンソウもきれいですが、このキクザキイチゲもとても好きな花です。こういう出会いがあるだけでも、渓流に来た甲斐がありますね。
さて今回は、たいして内容のない覚え書きのような記事としてアップしました。いずれも、この日初めて持参した新しいカメラ、Panasonic LX100Ⅱで撮影。TG-5よりマニュアルフォーカスがしやすくていいですね。ただ、撮影時にファインダーをのぞく癖のある私にとっては、背面液晶のタッチパネルは結構わずらわしくて、ファインダーをのぞく時に鼻が液晶に触れるたびに「タッチAF」機能が働いてしまい、とんでもないところにフォーカスポイントがあるということがたびたびありましたので、帰宅してからタッチ機能をすべてOFFにしました。背面液晶をメインで使う人には便利な機能でしょうけど、古いタイプの撮影スタイルの私にとっては、一長一短といったところでしょうか。