Forest and River

森のこと、川のこと

あと1ヶ月!

とうとう9月になってしまいました。漁期は9月30日まで。この楽しみもあと1ヶ月しか続けられないと思うと、とてもさみしいです。毎週1回行けたとしても、あと5回しか行けない!釣れても釣れなくても、1回1回楽しむことにしましょう!

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今回は、昨シーズンに1回行ったきりでその時釣果0だった谷に行きました。釣果は0でしたが、魚影は見たので、少しは腕の上がった(?)今シーズンに再挑戦です。 

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岩や川底の砂利が黒々とした谷です。谷に入ってしばらくは、何と言うのでしょうか・・・「いや~な雰囲気」が漂う谷です。魚影もあまりありません。 

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しかし、周囲は落葉広葉樹林に覆われていて、美しい谷です。シカのせいで下層植生はほとんどありませんが・・・少し残っている林床の緑は、シカも食べないマツカゼソウです。

しばらく釣り上がりますが、思ったほど魚影がありません。まあ、数匹いることはいたのですが、いずれも毛鉤を入れる前に逃げてしまいました。やはりアプローチの腕がまだまだです・・・ 

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腕がまだまだなら、できるだけ人が釣っていなさそうなポイントを丁寧に釣っていくしかありません。上の写真の倒木だらけのところに毛鉤を入れたら・・・ 

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おっと、うれしい16cm!今回は4匹釣って持って帰るのは難しそうなので、すぐにリリースしました。

この前後に、3匹のイワナをかけたのですが、いずれも水面から引き上げるまでの間に逃げられてしまいました。いずれの場所も、枝が覆い被さって竿を垂直に立てられないため、横に引いて水面から出そうとしたのですが、横に引くとイワナは水中に長くいるので、暴れられたらバーブレスフックでは針が外れやすいのですね。ああいう場合はどう釣り上げたら良いのだろう・・・? 

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ちなみに今回の川底の様子はこちら。大小様々な砂利がありました。やはりこういう環境がいいのでしょうね。 

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奥に行けば行くほど、きれいな谷です。遡行もそれほど難しくありません。 

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かなり奥まで進んだところで、いかにも人が石を組んで作ったような場所がありました。まるで祠でもまつられているようです。しかし、これはたぶん自然にできたものなのでしょう。

結局、この日は16cm1匹のみ。まあ、釣れただけ良しとします。 

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石の上に、ナガレヒキガエルが置物のようにじっと座っていました。近づいてもびくともせず。また来いよ、と言っているのか、もう来るんじゃないよ、と言っているのか・・・きっと、早くどっか行けよ~と思っているのでしょうね。

あと3週間余り!大いに楽しみたいと思います!