Forest and River

森のこと、川のこと

4月の冷たい雨

朝から雨模様でしたが、午後にはやむとの予報だったので、4月最初のテンカラへ。冷たい小雨が降る中、初めて行く谷はやめておこうと思い、今回はいつもの水系の支流に入ります。

今年は暖冬で積雪が少なかったためか、雨が降らないと早くも支流は減水傾向にあります。数日雨が降らないだけで減水するようでは、昨年夏のように1ヶ月以上も雨が降らないといったいどうなってしまうのでしょう。

そのくせ、今年は春が遅い。早く咲くだろうと思っていたサクラなどの花もまだまだです。年々厳しい地球環境になっている中、魚たちは無事に生活していけるのだろうか・・・

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まあ、とにかく今日も谷に入ります。岩につく苔が美しい、きれいな谷です。

ただ魚はいない!前日からの冷たい雨で活性が下がったのでしょうか。ほとんど魚影を見ずに谷を上っていきます。

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雨はほとんどやんできました。コケについた水滴がきれいです。

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スタートは雨だったので、この日は3本持っている竿の中で一番安い(数千円)、3.6mのテンカラ竿を使いました(写真右)。それにしても水が少ないですね。魚の姿は見えませんが、写真のような小さなポイントを丁寧に探っていくしかなさそうです。

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すると!先ほどの写真の場所で、15cmのイワナ!毛鉤は#13に白系の糸を巻いたもの。小さいイワナでも、やっぱり釣れるとうれしいです。

今シーズン、春先は少し小さいサイズの毛鉤を試そうと#16と#18を購入しましたが、小さくしたら魚の反応がよくなったかと言えば、あまりそういうことはありませんでした。もちろん、テンカラ歴1年の私の腕で正確な検証などできませんが、何となく、いつもの#13の方がよく反応してくれる気がします。

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しかしその後は、1,2回の魚影を見たのみで、まったく釣れず。そして写真のような大きな滝に当たったので、今回は引き返すことにしました。

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今シーズンはハイペースで釣行しているので、今回で早くも8回目です。昨シーズンは26回釣行してたった17匹しか釣れませんでしたが、今年はもう13匹。少しは腕が上がった?いや、やはり暖冬のせいかな・・・