イワナ稚魚放流3
愛知川上流では4月に入ってからもイワナ稚魚放流が行われますが、私が参加するのは本日で終了。3回目の放流に行ってきました。
今回行ったのは、「ジュルミチ谷」。神崎川の支流ですが、とてもユニークな名前ですね。
ジュルミチ谷。初めて行きました。神崎林道を車で終点近くまで行き、そこから釈迦ヶ岳方面への登山道を歩いてまず標高差60~70mを下り、写真の入渓地点に到着。ここからは谷を上がっていきます。
しばらく行くと、立派な滝が。これはとても登れそうにありませんが、あらかじめ放流に際して「少し後戻りすると右手(左岸)に崖に取り付く場所がある」と聞いていたので、無事に滝を迂回できました。
こういう迂回ルートは、情報も無く初めて行くとまず分からないので、放流に参加して良かったと思う点です。
ホオノキの葉が水中に落ちていました。ホオノキの葉っぱは大きくて有名ですが、今日見たのは特に大きかった。びっくりしました。
さあ、いよいよ放流開始です。手前のビニール袋に約1,000匹のイワナ稚魚。ここから、小分けに放流しながら川を上っていきます。
ビニール袋の中のイワナ稚魚。
放流したら、とりあえず慣れるまではこんな具合に流されにくいところを探してかたまります。
しばらく川を上ると、川の中に馬が!先日は竜に出逢いましたが、今回は馬です。
しばらく歩いて放流、歩いて放流を繰り返していきます。こちらの写真も放流したてですが、稚魚がどこに何匹いるか分かりますか?たぶん、28匹います。
どんどん登っていくと、雪の塊がありました。さすが奥山。
入渓後、約110分歩いたここで今回は最終放流としました。入渓点から標高差210mほど登りました。
川を下りながら、放流してきた場所を見て回ると、おお、元気に泳いでる!今日からは独り立ち。がんばって生きろよ!
今回は登山も少しあったので、結構疲れました・・・