渓流釣り初心者の楽しみ
私はまだまだ渓流釣りは「超」の付く初心者ですが、渓流釣りというのは、仲間と行くというよりも、一人で行くことの方が多いでしょう。
釣りの師匠と共に行く、というならともかく、仲間と共に行って釣果が上がるというものではありませんから。
一人歩きの登山は危険、と一般的に言われますが、渓流釣りに関しては一人で釣りに行くな、とはあまり言われません。
一人なので、何があっても自己責任。
その筋には魚がいないと知らず竿を振ろうが、岩でこけようが、竿を折ろうが・・・(全部私です)
でも、一人で山に入って、渓流に分け入り、忍び足で歩きつつ、狙ったところに毛鉤を入れる。
たまに野鳥の声は聞こえますが、途切れることなく耳に入るのは流れる川の音。
倒れた木から生えるキノコ、去年落ちたミズナラのドングリ、ふくらんできた木の芽、霧のかかった森。
釣れなくても、贅沢な時間です。
でも、釣りたい・・・