なぜか良く釣れた

先日、稚魚放流に行った谷。稚魚の放流のために谷をのぼっている間、いくつか魚影を見かけましたので、後日あらためてテンカラに行くことにしました。天気予報では一時雨が降るとのことでしたが、今シーズン初回の釣行が雨で、小雨程度ならまったく気にならなくなったので、気にせずに出かけます。

稚魚放流の時、この谷で知り合った方がランディングネットを落としてしまったので、あわよくばそのネットが見つかれば届けてあげようという思いもありました。自然の中で落とし物を発見するの、得意なのです。

この谷では、6.1mの竿の出番はほぼありません。3.3mだけで勝負です。しかし、木の枝が上下左右に張り出している場所が多く、短い竿でも何度枝に針を引っ掛けたことか･･･

ところが、早速釣れました！いきなり19cm！私にとっては立派なイワナです。

そして、しばらくしてまた！今度は12cmと小さいですが、とてもきれいな色でした。ただ、尾びれが欠損していました。

またまた！今度は18cm！1日に3匹も釣れたのは初めてです！

おお！何とさらに！また18cm！1日に4匹も釣れるなんて、一体どうしたんだ？

今まで、1日に1匹釣れれば上等だったのですが、今日は何があったのでしょう。腕があがったとはとても思えないので、何か良い条件が重なったのでしょうね。

じつは、この4匹の他に、あと2匹釣ったのです。うち、12cmくらいの小さなイワナは、写真を撮る前に逃げられました。しかしもう1匹、これは25cm超えていたと思うのですが、今までこんな重いのは釣ったこと無いぞと思うくらいのイワナでした。ところが、その重いイワナを釣り上げて空中に浮かせ、糸をつかんで取り込もうと糸を持ったら、なぜかハリス（0.8号）が途中でいきなりプツッと！ハリスに小さな傷でもあったのでしょうか。ああ、ネットで受けておけば･･･と後悔しますが、後の祭り。ああ、残念･･･

この谷は、谷の周辺が落葉広葉樹林で覆われています。周辺がスギやヒノキの植林地でも、イワナはいることはいますが、何となくこういう樹林の方がイワナが多いように思うし、何より釣っていて気分がいいです。もう間もなく、木々が芽吹き、淡い新緑に覆われますね。

ところで！知人の知人が落としたランディングネット、見つかりました！最後に確認したという地点からだいぶ下流のところで、木に引っかかって沈んでいました。持ち帰って知人に渡すことにしました。

結局、この日は雨が降りませんでした。降りそうで降らない･･･そんな日は釣れるのだろうか？いや、たまたまかな？