Forest and River

森のこと、川のこと

淡い色

春の山は美しい。黄色から緑のグラデーションが広がり、そこにポツポツとヤマザクラなどの花が在る。見事です。

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昨日、テンカラ釣りに行った古語録谷周辺の山。いったい、何色あるのでしょう?

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ミツバツツジの仲間、ヤマザクラがきれいです。ダンコウバイはほぼ終わり、クロモジも間もなく終わります。

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今年からテンカラ釣りを始めたので、春の渓流の美しさにも気付くことができました。

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こんな山の色を見ると、たまりません。本当に見事です。昨日はこんな色でしたが、きっと今日はまた違う色になっているのでしょうね。

山に行くときは、小型のPanasonic LUMIX LX100か、重たい一眼レフのNikon D700のどちらかを持って行きますが、今回はD700を携行。

山の風景、川の風景、植物、そして釣った魚を撮るのが目的なので、できることなら標準域のズームレンズ1本とマクロレンズの両方を持って行きたいのですが、釣りをしているとレンズ交換の手間をかけられないので、レンズを1本だけ選んで持って行きます。

昔から、山に限らずレンズ1本だけ持って行くときは、決まって35mm単焦点。35mmは一番大好きな画角です。単焦点レンズは、一般的にズームレンズよりも接写に強いので、35mm1本あればたいてい事足りる。

前回までは、Nikonの35mm f1.8を常用していましたが、Tamronの35mm f1.8はNikonより接写ができるというので、今回はTamronを持参。Nikonの35mmより一回り大きいですが、確かにマクロレンズのような撮影ができます。ただ、色のりがNikonに比べて非常に・・・何というか「あっさり」。デジタル時代なので、色味はあとでいじることができますが、かなりニュートラルな色です。

でも、今回の山の撮影には最適でした。淡い色を主体とした写真なので、その雰囲気が写せたかな、と思います。しばらくはTamronを使おう。